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いよいよこの旅のハイライト・宮之浦岳アタック。
山中キャンプになるので、天候が2日間良いタイミングを見計らって決めたつもり。

最初はせっかくキャンプするんだから、めちゃくちゃ長いルート行ってやろう!と思って考えてたけど、夜光貝のアクセサリー作りのオーナーさんに「そのルートは長い上にかなり進んだところに渡渉(川を渡る)があるから、もし増水して渡れなかった場合、来た道を引き返さなくてはならなくて危険」と言われ、はたと気が付いた。

私、こんな重い荷物担いで登山するの初めてだし、もう3日間山登ってて、足もだいぶ疲れてる。それに一番の目的は登頂であって、すげールートを踏破して尊敬されるのはまた次の段階のお話で。なるべく安全策を取った方がよいのではと。

で、行きはなるべく山奥までバスで行って短いルートで登頂し、帰りにゆっくり見どころ回りながら帰ってくることに。その登山口行きのバスは早朝便がないので、朝のんびり出発。行きのバスでは昨日大川の滝のバス停でお話したご夫婦と再会。登山道ではモッチョム岳登頂をご一緒したお兄さんと再会。

荷物は思ったほど辛くない。肩ではなく腰で支える感じになるので、上半身ひ弱な私でもわりと何とかなりそう。いつも正規タイムの0.8くらいで予定立てて大体もっと早いんだけど、今回は0.9にしてて、それよりは早く進んでる。

最初は天気良かったんだけどな…。まず最初に天気雨がバラバラと。次にだんだん風が強まり、空は曇り、雨はあられになって来た。そういえば凄まじい寒気が通過するって言ってたっけ…平地は晴れでも山はこうなるのか…。

とりあえず黒味岳というところが少し寄り道すれば登頂できるので、荷物をデポして(その辺に置いて)身軽にゴー。荷物ないと走れそうなくらいに身体軽い。30分の予定を10〜15分くらいで登頂!

でも山頂は死にそうな爆風!山頂表記に近寄るだけで命懸け。帽子はしっかりくくりつけ、匍匐前進で近づき、寝そべった状態で記念撮影。膝立ちになっただけで吹き飛ばされそう…。

そこからさらに進み、雨が本降りに…。ジャケットは寒いから最初から着てたけど、レインパンツとリュックのレインカバーも装着。稜線沿いを進むので、雨風遮るものもなく、誰にも会わないし、本当に心細かった。

あと少しで栗生岳(宮之浦岳の手前)というところで、年配のご夫婦に会い、この先は台風並みの爆風で無理だから石塚小屋まで引き返すとのこと。それ聞いて私も撤退を決めた。そろそろ命が少し心配になり始めてたし、何よりこのまま進んでも何も見えないし。

ただ、避難小屋まで引き返すとなると相当戻らなくてはならない…。夫婦は私よりだいぶスピード遅かったので、また1人でひたすら歩く。

 お腹すいてジェルは2つ摂取。食事はパン6つしか持ってきてないので、初日昼に1つ、夕飯に2つ、2日目の朝食1つと昼食2つで終わる計算。ジェルは全部で5つあるはず…。かなり引き返したから、この食料で明日完歩できるかはかなり不安。ほんとは明日は13時前にはバス乗り場に着く予定だったんだ…。

石塚小屋まではほんとに距離長くて、小屋に向かう分岐からは道も険しくて、心身ともに疲労困憊の私には真剣に辛かった。久しぶりに足が上がらないくらい疲れた。濡れた岩や木が滑って、何度も転んだ。フリースの手袋はびしょ濡れで何度も雑巾みたいに絞った。

おまけに17時くらいにたどり着いてみたら、小屋はすでにいっぱいで、私一人くらいなら詰めて入れてあげられなくもないって言われたけど、何かみんなグループとか夫婦やおっさんで、そこにきゅうきゅうになって雑魚寝するの嫌だ気持ち悪い…(人懐っこいけどプライベートは確保したいタイプw)

なので強風の中で今日もテント設営。濡れて風に当たるとマジ辛い。途中でガタガタ震えが止まらなくなって、テント入ってパン貪り食ってシュラフの中に閉じこもってもしばらく震えが収まらなかった。シューズが濡れてしまったので、足先がしばらく氷みたいに冷たくてなかなか体温戻らなかった。

しかしシュラフマジ暖かい。入り口閉めちゃえば中は別世界。一応外気温4℃が適温、0℃でも命は保てるレベルらしい。さすが3万もしただけあるな。エアマットはもう買い替えだな…すぐにヘタって地面の冷たさが伝わってくる。
シュラフのおかげで体温保てた。

最高の条件で楽しい宮之浦岳アタックのつもりだったけど、心底辛い1日となりました。無事に寝床を確保できただけでも幸い。でもこれもいい経験かなと。必死に帰ってる間は荷物の重さも気にならなかった。荷物より辛いことがいっぱいだったから…。

19:30就寝。一緒に撤退した年配の夫婦と、途中で会ったガイド付き老夫婦が到着しなかったことがとても心配。ガイド付きはまあ大丈夫だろうけど、年配夫婦はどこかでビバークを決めたのかな…。私でも辛いギリギリの道のりだったし…。途中に避難小屋はないけど岩屋があった。頼むから無事でいてください。

明日はいい日になるといいな。絶対に生きて帰って土産話にしてやるんだ。

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