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 今日は織田練の日だけど、仕事が月末最終日で修羅場だし、まだもうちょっと身体休めたかったので、練習はなし。がっつりシャチクってきたよ。私にとって仕事は休足タイム。帰ってからはスーパーブルーブラッドムーンの撮影。部屋の窓からじゃ撮れなくて、三脚持ってマンションの前に座り込んで頑張った。でもどうもブレちゃうね〜。カメラの性能の限界かな。

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 さて。大阪国際女子マラソンいよいよスタート。事前に渡された大きなバッグを持って、競技場に整列。TVにも映ってますが、グラウンドにいっぱい置かれた黒いバッグにはそれぞれゼッケンがついていて、持ち物はあれに入れておけば後程更衣室の自分のロッカーのところに戻しておいていただけるのです。だからケータイでも飲食物でも服でも、直前まで使いたいな~ってものは持って行って入れておけばいいのです。

 前回と違って寒くて、ウェアを脱ぐのが憂鬱。とはいえスタート10分前くらいまで着込んでいられるんだから、普通のレースと比べたら大優遇だよね。想像はしていたが、ほんとのほんとに最後尾列スタートだあw 前回もそんなだったな。

 ハーフで88分以内という参加資格タイムは、普通はフル3時間10分以内より厳しいらしい。10Kmに至っては37分以内なので、私は出せる気しないな…。そしてフルで申請した方が前からスタートできるから、ハーフや10Kmで申請する人は少ないんよね。けどまあ、フルのタイムは持ってないけど、うちらも一応ハーフまでならそこそこ走れるってことだもんね。別に卑屈にはならんよー。周りのみんなにも「真ん中だったらTV映んないよ。うちらは後ろからのカメラには確実に映るからねw」って声かけてた。前もそうだったもん。

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↑ほれ、この通りw

 いつもみたいな「タイム出さなきゃ。いい走りをしなきゃ」って緊張感はない。ただただ、「関門に引っかかるんじゃないか」「フル長いな、走りたくないな」って気持ちばかりがあった。走り始めて7年半、100mから100Km、国際レース含めいろんなレースに出てきたけど、幸いにもまだDNFだけはしたことがない。

 でも今回はもしかしたら関門に引っかかって初のDNFになるかもしれない。そのことだけが憂鬱だった。それさえ回避できるなら、どんなにみっともない内容でもいいから、とにかく完走したかった。せっかく泊めていただいているろみおさんにも「リタイヤでした」なんて報告したくないしね。

 スタート。焦る必要はないから、競技場2周はほぼ完全に最後尾につけた。ろくにアップもしてない、調子も良くない身体で、最初から飛ばしても良くないし、しばらくはアップのつもりで走ろうと。

 ゼッケン番号近くて控室でお話してた初出場の方がどんどん前に行くのが見えた。私より後ろの番号ってことは、ハーフでの申告で私より遅いタイムのはず。そしてどう見ても年上(後で聞いたら56歳だった!)。アグレッシブだなー。イントネーションに親近感があって、茨城か栃木かなーと思って出身聞いたら宮城で、ちょっと仲良くなってたんで、健闘とゴール後の再会を祈ってたよ。

 3Kmくらいまで抑え目に最後尾グループのペースに合わせてから、関門通過のみを目指すレーススタート。一番厳しいのは29.3Kmの関門。キロ4分34秒40で行かないと間に合わない。私は多少のスタートロスがあって、直前のハーフのタイムは1時間33分w 間に合うのかが見えず気が急いた。苦しくないところで落ち着いたペースは、4分20秒前後。関門通過だけを考えたら速過ぎる。でも、それで行くことに決めた。相変わらず、あわよくばタイム出してやろうみたいな欲が抜けない。マラソンに奇跡はあり得ないのに。

 足も呼吸も特段の問題を感じない。べにおさん、M田Y子ちゃんを声かけて抜かした。途切れない沿道の応援。寒いから喉渇かないけど、自分のスペシャルドリンクを渡してくれようとした方がいた。親切だな。まだ必要なかったのでお礼を言って断る。3番目くらいのゼネラル(一般)の給水所で水をもらった。

 妙にお腹が空く。持参したジェルは4つ。マグオン3つにピットインリキッド1つ。17Kmくらいでマグオン1つ摂取。足は少し疲労を感じ始めてる。空腹が収まらない。中間地点過ぎでまたマグオン1つ。内臓も含めて身体が良く動いているから消化が早いんだと、前向きな解釈。

 どうせタイムの出ないレース。でも何とか立てた大舞台を楽しむんだーと、とにかく気持ちだけは前向き。途切れない沿道の応援にニコニコ。雪が舞い始めた時も「わあ、雪だあ!」と、頭の中でspeedのwhite love歌ってる状態w どうせ、どうせね。そのうち足が終わって、地獄になるんだから。楽しめるうちに楽しむんだ。

 賑やかな御堂筋。ほんとに大舞台だなあ。すれ違いにトップ選手の姿。遥か遥か遠い先。でもまあ、一応、同じレースを走ってるという奇跡。またF江ちゃんの大きな声援。今回も応援に来てくれた。知らない人もゼッケンに書かれた名前を見て、呼んでくれる。

 すれ違いで尊敬してるY子ちゃんの姿を発見。私は多分、ほんとに純粋に彼女のファンなんだと思う。余裕があるはずもないのに、腹の底から大声出してY子ちゃんに声かけてた。いいレースができますように。

 いたばしで競り勝った彼女が私を抜かして前に行った。今日は到底ついていけないよ。さすがだなあ。私はあのいたばしがピークだった…。悔しい気持ちすら湧かず、ただただ遠ざかる背中の健闘を祈る。ハーフの通過は1時間32分台。直前のハーフのレースより1分速かった。疲労抜きの効果出たなw 今の私には上出来だあ。

 だんだんと足が終わり始めてる感覚。でも25Kmまで来れた。あと4Kmくらい行けるだろ。貯金は相当作ったはず。もしその前で力尽きても関門には辿り着けるかな。何とか何とか、29.3Kmは通過できた。

 次は35kmの関門。キロ5分15秒79で行けば間に合う計算。でも、さっきの御堂筋でガーミンがGPSを見失った感があった。キロ4分4秒なんてラップを2回ほど出してる。距離表示と大きくずれてるので、絶対に間違ってる。そういうのもあって、関門時間を覚えてなく、通過の可否をラップタイムでしか計れてなかった私は、本当に余裕があるのかがわからず、ドキドキしてた。

 足は終わりかけて、ペースが落ちてる。なのに周りは妙にペースアップしているような…これってもしかしたら、関門がヤバいんじゃない? みんな関門通過しようと焦ってるんじゃ!? そう思って、動かない身体を無理やり動かした。結果、35Kmの関門を8分の余裕を持って通過w

 ここでほんとのほんとに気力体力ともに尽きた。私のレースはおしまい。最後の37.8Kmの関門はキロ6分25秒71でも通過できる。さらに8分の余裕があるわけだ。もう捕まることはないだろう。完全にジョグになった。

 ただし、雪の舞う気温で半袖・短パンでジョグペースというのはずいぶん厳しく、次は関門じゃなくて身体が動かなくなる恐怖があった。身体中が辛く、スピードは出せないけど、最低限の体温を維持するために動き続けていなくてはならない。多分歩いたら本当に終わる。ゴールすらできなくなる。

 最初の頃に抜いたM田Y子ちゃんに抜き返された。スタート前に体調悪そうだったから、関門大丈夫か心配してたんだ。良かった。私より元気そうw 背中を見送る。痛む足。でも頼むよ。遅くてもいいからゴールまでね。

 残り5Kmくらいだけど、ラスト4つ目のジェルを摂る。何となくの行動。多分これは正しかった。今回いいタイム出した人もゴール後に低体温で倒れたりしてたらしい。多分汗が冷えたのと、エネルギーが切れたせいもあるんじゃないかな。私はもう足が動かないからね。せめて燃料だけでも投下して、体温を維持し続けなくては。

 こんなジョグのランナーにも沿道の応援は優しかった。まだまだ行けるよ。あとちょっと頑張れ。名前呼んでくれる人も。私が辛いのは腰から下だけなので、応援の声には会釈や笑顔やお返事で応える。ほんとにほんとにありがとう。すっごい嬉しかったのです。

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↑ゆりーかさんが撮ってくれた。肩が縮こまり、もう足も上がってない〜汗

 やっぱり寒さのせいもあるのかな。最後の頃は結構な地獄絵図でした。意識もなく救護車に積み込まれる人。あとちょっとでゴールなのに左右にユラユラ揺れながら歩いている人。脇に避けてそっと抜けようとしたけど、グラッと倒れ掛かってきて、危うくぶつかりそうになってしまった。もし倒してしまったら、きっと彼女はもう起き上がれないだろう。何とか無事にゴールできますようにって、祈ることしかできないよ。

 ようやく競技場に入った。これで最後だ。最後の力を振り絞って走る。頑張ったけど3時間16分は切れなかったな。でもとにかくゴールはできた。すっごいホッとしたよ。ここまで来て、DNFにならなくて良かったな。

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↑大阪ハーフを走り終えたM本さんが撮ってくれた写真。私、ニコニコしながらゴールしてたw

 ゴールには車椅子が何台も。倒れる人続出みたい? 私は身体辛いけど倒れるようなことはなく、安心して放心してたら、1分後くらいにべにおさんがゴールしてきた。べにおさんも故障でなかなか調子が上がらなくて、関門大丈夫か心配してたんだ。みんな無事にゴールできたーと思ったら、ホッとして涙出てきた。ほんと良かったあ。

 いたばしでぶっ倒れたときに救護してくれたH山さんは、今回は大号泣してる別の方をヨシヨシしてた。後で聞いたら失速してあとちょっとのところでサブ3できなかったのだとのこと。ご自身も心も体も辛いだろうに、いつも人の面倒見てて、強い人だなあと改めて思ったよ。

 更衣室でササッとシャワーを浴び、もらった完走タオルで体拭いて着替えて、朝食用に持ってきてたサンドイッチやプロテインジェルをムシャムシャ。今回はやたらとお腹がすくレースだったな。寒いせいもあるのかなあ。

 急ぐ必要もないのでスタッフの方たちが片付けてるの見ながらのんびりさせてもらって、バスでホテルニューオータニへ。フェアウェルパーティーのお話はまた次回。

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