1月11日(日)〜12日(月) 妙高杉ノ原スキー場

 年末年始は天狗山でみっちり練習して、翌週は妙高杉の原っていうのが去年からのパターン。今年も最長滑走距離8,500mをがっつり楽しむぜーってすっごい張り切っていたんだけれども。

 出発前に神保町に寄り道。買い替えを予定していたブーツとバインディング、ちょっと実物見てみたかっただけなのに、ふらっと立ち寄ったショップにちょーど在庫があった勢いでそのままご購入〜。でも、すでに板とブーツを現地に発送していたので、今回は持って行きません。支払いだけ済ませてショップに預かってもらう。もし今回、新しいブーツとバインだったらもうちょっと自制心働いていたのかなあ。


 宿は前回のスポーツクラブ四季じゃなくてやまいち荘。バスが入れない細い上り坂なので、歩いて上らなきゃならず、ちょっと面倒だけど、ゲレンデまでは歩いていけます。足疲れるけどね。小樽から送った板はワックス塗りっぱなしなので、まずはスクレイパーかけねば〜。チューンナップルームお借りしてせっせと作業。バインディングの位置変えたかったんだけど、ドライバーがなかったので断念。自分で持ってくるべきだったわあ。

 宿の脇の小道を歩いて上っていけば三田原ゾーンのコースの途中にぴよっと出るので、そこから板履いて滑っていって、リフト乗り場でリフト券を入手できます。しかし、三田原の下の方ってほんと平で、初心者にはとても辛ーい。私も結局片足外して漕ぎ漕ぎしてましたw 彼はもっと辛そうだった…。


 長い三田原第一高速リフトを一本上れば、めちゃくちゃ広々ゲレンデ! でもなぜか一面に色とりどりのボーダーが散らばって座り込んでます。すごいいっぱい。オブジェかパイロンかって勢いです。何しに来てんだ(≡д≡)? 雪の上に座るイベントですか? 邪魔だな〜。コースの左横にはかなりパウダー残されてます。でも斜度があんまりないから私のレベルじゃ転んで立ち往生しないように抜けるのが精一杯。


 朝早いうちはどのリフトも空いていたけど、昼になるにつれかなり混んできちゃって。なるべくスムーズに滑れるエリアを探して、平らな連絡通路を何とか抜けて、杉ノ原ゾーンに来てみた。こっちのが混んでると思ってたけど、案外ゴンドラって輸送能力高いから混んでるように見えてもすんなり乗れるぽい。お一人様列に並んじゃえば結構すいすい行けます。彼と二人で来てるのに別々のゴンドラだったりしますが、乗ってる間は寝てたりするので無問題。

 「こっちの方が非圧雪で楽しいかも♪」と急に曲がって違うコースに入ってみたら、そこってばボコボコの急斜面の後に平らな細い区間が続くカンジで、平なとこで埋まったり座り込んでる人がいたために避け切れなかった彼も転倒。結局板外さなきゃ脱出できなくなったり。ごめんね、ちときつかったね…。ゴンドラ降りて連絡通路を少し行ってから入るダウンヒルコースは非圧雪です。でも昼過ぎに行ったから、ただの荒れコースに成り果ててた。ボッコボコ(≡д≡) 楽しいとこ、どっかにないかしら〜。

 コース脇にポールが立ってるとこでスラロームぽいことしてみたり。スキーの人がやりこんでるせいで、滑りづらい轍が深々と掘られてたけど、何とか滑れたかな、と。普通に滑るには彼とだいぶペースが違ってきちゃっているけど、スイッチの練習したり、グラトリぽいことしたり、やることはいっぱいあるからそんなにストレスは溜まりません。溜まってはなかったはず…。

 3時過ぎ頃になって、だんだん宿に帰ることを考えて移動し始めてた矢先。前方にまた平ら区間があったので、彼にも「ここは勢いつけて抜けちゃった方がよいよ〜」って声かけて、私が先に滑り出して。ちょっとスピード出したくなってまっすぐ突っ込んでいったら、なんか意外と荒れてたのね。気づかなかったし、対処できなかった。板がばたついて、抑えられなくて、吹っ飛んで…変な方向に滑っていく前に早く止まらなきゃってあせりも、頭打って「うわー目の前が赤いんですけどー…」とか思った時点で無駄な抵抗はあきらめたw とりあえず身体動かすのやめて、自分の身体が自然に止まるの待って、起き上がってみたら左腕、肩から下がずっと正座してた足みたいにめちゃくちゃしびれてて肘辺りに激痛がぁ(泣)

 とりあえず近くのベンチに座っていったん休憩。肘の痛みが全然ひかないことに怯えつつも、まあ足じゃないから、不便だけど滑れなくはないからと、あきらめてそのまま宿方面に滑り出す。絶対転べないから慎重に。たまに座って休むけど、起き上がるときは左腕使えないから右手と腹筋で頑張る。何とか宿に下りる小道まで降りてきて、板は外せたけど、右手だけでは板持って歩くことができず、結局彼に持ってもらうハメに…うぅ、情けない。

 ブーツ脱ぐのも、ウェア脱ぐのも結構大変。そろそろ肘が全然曲がらないことに気づき始めた。痛くて曲げるどころかちょっと動かすのもイヤだ…。地獄で北先生が「関節やったときは感覚なくなるまでとにかく冷やしまくれ」って言ってたから、ビニール袋に雪入れて、肘付近冷やす。解けて水になったら交換して、とにかく冷やす。頼むから、明日には動くようになってね。しかし、肘から下がやたらと冷たい…体温がないんですけど、何なのコレ? 死んでないよね?

 私、左利きなんです。左手がダメだとほんといろんなことができなくて、まず食事は右手ね。箸が上手く使えない。お茶碗持たずに食べるとかすげー行儀悪い。みっともない。ほんとヤダ(涙) ごはんがハンバーグだったのは幸いでした。焼き魚とか高度なものは食べれませんし。ここのお食事、メニューは特に凝ったものじゃないんだけど、なんか妙にやたらと美味しかったです。ごはんとか絶対かなりいい米だと思う。左手で何不自由なく味を楽しみたかった…今の私には食事も苦行だよ…。

 次の難問。お風呂。服脱ぐときと、身体洗うときと、服着るときは誰もいなくて幸いでした。ほんとに人に見せらんないのたくりよう。肘の曲がらない人間にとって長袖Tシャツは拘束着ですねw ちなみにTシャツは脱ぐときより着るときの方がまだ楽です。脱ぐときは上体を前に倒し、動く方の腕で背中の生地を手繰り寄せ、頭を抜いてから両腕を抜くっていうのがいちばん楽に脱げる方法だと思います。まあ、ご参考までw

 せっかく部屋が広いから思いっきりストレッチしたいのに、それすらもできないし。TV見てるくらいしかやることねー。11時半くらいには就寝しました。寝る体勢もめちゃめちゃ制限が…睡眠中に寝返りでも打とうもんなら、断末魔みたいな悲鳴をあげそうだな…。

 翌日起きても左腕は動かせる状態じゃなく。それどころかすごいむくみ(腫れ?) 左手が赤ちゃんの手みたいにぷくぷくになってる…指ふとっ。何じゃこりゃ〜!? …って、松田優作のマネしてる場合じゃないかも〜Σ(=∇=ノノ

  朝食の鮭は彼にほぐしてもらわなきゃ食べれなかった。着替えも手伝ってもらわなきゃできなかった。私、もしや要介護状態ってヤツ(≡д≡)?

 昨日は結局いちばん高いとこには行ってなくて。高いとこ大好きなんで、せめて風景だけでも見たい。つか、2日券なのに1日しか使わないなんて耐えらんない。人がいない朝のうちなら行ける気がする。中級コースくらい転ばないで降りれる自信もあるし。だから急いで行ってこようって言ったんだけど、彼が絶対許してくれなくて。

 絶対滑りたいのに。目の前にゲレンデがあって、道具もリフト券も揃ってて、帰りのバスが出る14時半まで時間が確保されてて、なのに滑れないって…。1シーズンに20日行けるか行けないかの貴重な時間が、私の腕一本が動かないために無駄に過ぎていくわけで。気ばかりあせる。

 わかった、こうしよう。私は滑らないから、彼が滑るのを見てアドバイスするのはどうだろうとか、どんなに妥協案出しても、ゲレンデには絶対出してもらえなくて。窓の外は雪が降り出していたけど、滑れない雪を見てるのが辛くて悲しくて、部屋のカーテンは全部閉めて、号泣でした。なんかダダこねる幼児とお父さんみたいだったw

 どんなにヒマでも帰りのバスは予定通り14時半にしか来てくれないわけで。よりによって杉の原だもんな…遊べる場所が一切なーい。「温泉でも行くか?」って聞かれても、温めちゃダメだし、何より服、脱いだら着れない…(-ω-;) 無料の巡回バスが走ってるので、そういうの利用しながらうろうろ。歩いてみてわかったけど、とても滑れる状態じゃなかった。ちょっと動かすだけで痛みで顔が歪みます…。以下、周辺をお散歩した風景写真。

茅葺屋根の旅館〜。雪に合うね。 何の罪もないこいつら↑に八つ当たりしたいくらい
滑れないってことにイライラする…。



 大して動いてもないくせに、昼頃になったらお腹が空いてきたので「苗名の湯」の隣の「そばの花」でそばランチ。一部メニューは自家製粉で作った蕎麦です。私が頼んだ天ぷら蕎麦(¥700)は残念ながら違ったけど。わざわざゲレンデ降りて食べに来る人がいるくらい、結構安くて旨かった〜。




 バス待つ間に見つけたつららの欠片。私のとてもとても楽しみにしていた妙高杉ノ原・1泊2日ツアーの結末を表しているようで、なんか切なくなって撮りました(≡д≡)

 結局このときやった左腕は、2週間たった今もまだまともに使えません。もっと自分の実力考えて遊べってハナシです。次は新しい道具も投入するし、無茶すれば完治してない腕の治りがまたますます遅れるわけだし。きちんと自制心持って遊んできます(←完治してなくても雪山行きます! すでに11月にツアー予約済みだしねw)