2001年3月20日(火)  〜帰仙〜
 帰仙の日。30日にはもう仙台のアパート引き払うんだし、ホーちゃんを仙台に持って行っちゃったら、後が大変なことはわかってる。けど、やっぱりスタートした場所に二人で戻ってこそ、ほんとのゴールだと思うんで、親の反対も振り切って出発。昔は私がバイクで仙台に帰るってときは家族で心配して見送ってくれたもんだけど、もう家にいるよりバイクでどっかに行ってる時間の方が長いような今となっては、誰一人、見送りどころか立ち上がろうともしない…薄情だなあ。


  2月に出発した頃と比べて、だいぶ暖かくなった。ウインターグローブはいらないくらい。高速は使わず、いつものR6をただ走る。なんか工事中多いし、観光客も多い。まあ、あんまりイライラしないでのんびり走ろう。これが終わったらもうしばらくホーちゃんには乗れないんだし。


 意外と時間がかかる。仙台〜つくば間は何度も走ってるけど、今まで一度も旧R4への入り口を見つけられたことがなかったのに、今回は迷わず入れた。最後の最後だなあ。仙台駅前からモト専科までの道は夕方はすごい混む。もうここまで来てるのに。早く行かせてくれー。何度も何度もチャリで、バスで、ホーちゃんで通った、見慣れた道。ようやくモト専科が見えて、路肩にホーちゃんを停める。早くお店の中に入っていきたいのに、斜面でスタンドがうまく立てられない。ようやく何とかできて、店内へ。うわー、1ヶ月だ。マジで1ヶ月ぶりの仙台。やっぱり二人でここに戻って来てよかった。ホーちゃんはリヤバッグを外してそっこーでガレージに収納されちゃう。即入院。今までいっつも一緒だったから、離れるのはつらいけど、機械オンチの私に散々こき使われて疲れ果ててるだろうし、もう悪いとこは全部直してもらおうっと。


 はあ、帰ってきたなあ、仙台に。4年間住んでいた、そして、あと10日間しかいられない仙台。北海道から沖縄まで、いろんな風景を見て、いろんな人に会った。全国に友達はいる。どこに行ってもホーちゃんさえいれば生きていける自信もついた。けど、結局、今住みたいって思うのは仙台だなあ。帰る場所があってこそ、旅って楽しいのかなあって思った。旅をする前は、こんなに仙台への執着ってなかった気がする。この先、また別の場所へ行っても、こんなに想える場所って見つかるんだろうか?


 北海道や長野・静岡ツーリングの頃、何もかも人に助けてもらわなくちゃならなくて、一人で旅もできない自分が悔しくて、何とか独り立ちできるようになりたいって、すごい頑張ろうってしてたけど、今はそんなの無理なんだってわかった。頑張ることを放棄したわけじゃなくて、旅をするにも、生きていくにも、絶対誰かの助けが必要なんだってことが見えてきた。そして、助けてくれる人がいるってことは、すげー幸せなことなんだなあってこともわかってきた。今回もいろんな人の親切を受けて、無事に旅を終えることができました。いつか私も人を助けてあげられるような人間になりたいです。(2001.4.13)

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