2001年3月14日(水)  〜26日目〜
 無事起きてフェリー乗り場へ。フェリーの中で朝食食べようと思ってたのに、途中にコンビニがない。朝早くてフェリー乗り場の食堂もやってないし。車はけっこういるけど、ライダーは私のほかにZRX1100の男の人一人。おなかすかした私にポテトチップスとか分けてくれた。和歌山港に着いてからも、R42に出るまで一緒だったので、迷わずにすんだ。


 彼と別れて私はひたすら南下。さっさと帰りたいなら最短距離通ればいいだけなんだけど、せっかくだから紀伊半島も楽しみたいので、海沿いに鳥羽までぐるーっと走るつもり。でも時間をかける余裕はないから、今日は熊野まで行ってしまう。夜になってもいい覚悟なら、何とかなるだろう。和歌山もまた晴れててあったかい。段々畑にみかんとか植わってて、すごくのどか。車が多いのがたまにキズだけど。


 白浜を過ぎると車も少なくなっていいカンジ。紀伊の海もすごくきれいで、走りながら気になっていた。ちょうど駐車場があったんで、ホーちゃんを停め、何とか海の近くまで歩いていけるところを探す。通りすがりのおじさんに「ここを行けば海まで出られるよ」って細いけもの道を教えられたんで、またも林の中をくぐり抜けてGO。こういう林の中の細い道を通っていって、突然目の前がぱーっと開ける瞬間がすごい大好き。海も空も、ものすごく広く感じられる。この海もやっぱり予想通り、わざわざ歩いてくる価値のある美しさ。水がすごい透明だー。


  なんか沖縄以来、透明じゃない海を見ていない。潮が引いたあとの潮だまりにはウニが数え切れないくらいゴロゴロしてる。何すか、これは? 食えるんですか?? マジで白いごはんと醤油が欲しい。ウニ丼なんて夏に余市で食って以来、食ってないよ。日が穏やかに照っていて、海は静かで、今回のツーリング中、いちばん強烈にお昼寝したいーって思ったけど、やっぱり時間に余裕がない。何でいっつもこんなに急いでるんだろう。最後にやりたいことやりたくて旅に出てきたのに。


 後ろ髪ひかれながらこの名も知らない海を後にする。そのまま海沿いにR42を走っていたら、道の駅志原海岸を発見。ここの海もめちゃ楽しい♪ 砂浜じゃなくて、大きめの深い砂利になってて、ものすごく歩きづらい。がんばって岩盤のところまで来てみたら、潮がひいたあとの潮だまりにすんごいいろいろ生物がいるー! 水中生物大好きっ子の私なら、ここで3時間は飽きずに遊んでられるっす。イソギンチャクと戯れ、初めて見るデカいアメフラシを激写し、魚の群れの泳ぎをぼーっと見続け…ここで誰かが私に網とバケツでもくれたら、あともう2時間は居座ってしまったであろう楽しさだった。ここの岩盤は千畳敷と呼ばれてて、波の侵食でウロコのような模様になってておもしろい。


 せっかくここまで来たんで潮岬にも立ち寄りたくて、県道41号に入る。灯台で写真撮影して、本州最南端制覇♪ なんだけど、もうそろそろ真剣に走らないとヤバい。暗くなってしまった。夕食でも食べようって思って寄った道の駅紀宝町ウミガメ公園はしまってる。次の道の駅パーク七里御浜はスーパーと併設してたんで、何とかまだ開いてた。半額セールのパック寿司で夕食にして、明日の朝食も買い込む。疲れがたまってきてて、なんかひたすら甘いものが食べたい。ワッフルも買っちゃえ。買ったもの積載して、熊野YHへ。いつも通り見つからなくて困る。ろくに街灯もないからちっともわからん。グルグル回ってたら偶然発見。


 ふと気がついたけど、ここの海って東側。つまり日の出が見れるかもってことだ。ダメ元でまたチャレンジ。

14日 15日 16日 20日