2005年9月 信州 高原キャンプツーリング
9月17日(土)9月18日(月)9月19日(月)MAPHOME

:: 信州 高原キャンプツーリング 2日目

天気:晴れ
走行距離:119.9Km
(今日からカタナのメーターで距離計ってます)

秋の気配の蓼科湖

 6時起床。今日もいい天気だ〜。夜露でびっしょり濡れたテントを乾かしつつ、ぜったんのメーターケーブルでも直すかねーと車載工具をあさったものの、フロントカウルを外せるサイズの六角レンチがなくて挫折。ちっ、メーター動かないまま3日間を過ごすのかー。距離計が伸びないのは寂しいなぁ。

  テントを撤収して8時半頃、出発。リヤサスのイニシャル上げたぜったんは砂利の斜面でサイドスタンドから起こすことが出来ず、けんたろくんに平らなとこまで持っていってもらうはめに…こんなんで中国地方ツーリング九州ツーリング行ってたら身動き取れなくなってたな。足つき考えたら柔らかいサスで我慢して乗るしかないのかな。

ビーナスライン

 2002年から無料化されたビーナスラインに入る。けんたろくんはもちろん初来訪。昔は全線走ったらかなりお金かかったんだよぉ。元・有料道路なだけあって路面も風景もすごく綺麗。熊本出身のけんたろくんも「阿蘇みたい」と喜んでくれた。よかった。途中途中にある展望台にちょこちょこ立ち寄りながら、のんびりのんびり走る。車が多くてペースは遅いけど、いろは坂みたいに渋滞するわけでもないので全然許容範囲。

三峰展望台


 八島湿原にも寄ってみたかったけどかなり混んでたのでパスして三峰展望台へ。揺れるススキの向こうには幾重もの稜線が連なります。浅間山の噴煙も見える。もうトンボもすっかり赤く色づいてる。秋だな、秋。

  お土産屋さんでくるみ入りおやきを買ってみた。期待ほどには美味しくなかったけど、高原の空気に包まれてバイクの傍に座って食べるって行為がいいのよね。

美ヶ原高原の丘の上から

 美ヶ原高原まで来るとさすがにちょっと渋滞気味。でもバイクなら停める場所に困るようなことはない。空気は涼しいけど、日差しはけっこう暑い。ジャケット脱いで息切らしながら(←空気が薄いせい!)目の前の階段を登ると、広々と広がる草原の向こうに連なる山々。あぁ、視界が広い。ちょっと興醒めな風景もあったりするけど、見る方向さえ選べばいいとこかな。

美ヶ原高原・別の顔



見る方向を間違った例。美ヶ原高原美術館だと思われる
不思議建造物と、とげとげしいアンテナ群。遊園地かい??

美しの塔

 美ヶ原のシンボル・美しの塔。訪れたときはただの観光施設だと思ってたんだけど、若い頃登山してたママンの話によると、美ヶ原ってすごく霧が出るとこで、かつては濃霧で広い草原で遭難する人もいたために、鐘で場所を知らせることのできるようこの塔が作られたのだとか。観光客がやたら鳴らしまくってうるさいなーって思ってたんだけど、そういう意味があったのか。この日は抜けるような青空で、霧どころか雲すらもない晴天でした。

塩くれ場


 さらに歩いて牛さんがいっぱい放牧されてる塩くれ場へ。大きな石に塩置いて与えてたから、牛が石なめてぽこぽこ凹んで穴できてる。昔はじいちゃんちでも牛飼ってたんだよー。肉用だから行くたびに違う牛になってたけど、よく餌をあげたもんだよ。わらやると長い舌でべろーんって巻き取って器用に食べるんだよ、こいつらさー…って得意になってそのへんに生えてた草あげてみたら、ここの牛、不器用。舌で巻き取るとかできないみたい。まぁ可愛けりゃどうでもいいけどね。

軽ーくランチ

 時刻はちょうど正午過ぎ。腹減ったぁ。帰り道に、さっきから気になってた「きのこ汁¥200」の看板のお店に寄ってみたら、「具がなくなっちゃったから無料でいいよ、好きなだけ持ってって」って。ラッキー♪ すくってみたら、底の方には十分きのこあったし、出汁が出ててすんげぇ美味しかった。焼とうもろこしと焼おにぎりも購入して、ここでは軽ーく食べておく。ちゃんとした昼食はもうちょっと先にとっておくのだ。

長門牧場でランチー♪

 で、高原降りてやってきたのが長門牧場。けっこう大規模な牧場で乗馬やらレストランやら観光施設が充実してる。まずさっそく向かうのはもちろんレストラン。心底お腹空いた。けんたろくんは牧場のコロッケセット(¥1,150)、私はロールキャベツの牛乳煮セット(¥1,200)とチーズスフレケーキ(¥420)。広いからお客さんいてもそんなに並ばないし、料理はすぐに出てきてそこそこ美味しいんだけど、値段のわりにちょっと量が少ないかな。コロッケもロールキャベツもそれぞれもう1個追加してくれても悪くないんじゃないかなー、なんて…。

馬、可愛い(≧∇≦)ノ

 ここは外乗(野山を馬で散策すること)もやってる。乗馬やってる私としてはぜひやってみたかったけど、要予約だったし、けんたろくん残して一人でやるのもアレなんで、ここは柵の中の馬たちを見るだけで満足としよう。クラブのサラブレッドとは違う小柄な馬たちに草あげて(馬は餌を食べようとして手を噛んじゃうことがあるのであんまりマネしないでくださいね。噛まれたらマジで声も出ないくらい痛いです)なでなでしてたら、乗馬やったことないけんたろくんも「馬って可愛いなー」って興味持ち始めたのに、突然咳が止まらなくなり…どーも馬の毛にアレルギー反応しちゃうらしい。あぁ、いつか乗馬も体験させたげようと思ってたけど、これじゃムリそうだな…。

古代祭祀遺跡

 長門牧場の近くの鳴石にも立ち寄ってみる。蓼科第2牧場の駐車場にバイクを停め、売店後ろの小道をてくてく歩くと見えてくる祭祀跡。ここから雷雲が立ち上るとの伝説があります。うちらのツーリング中には雲出さないでね。

  喉が渇いたので「牛乳専科もうもう」でコーヒー牛乳買って飲む。グラスに注いでくれるコーヒー牛乳は甘さ控えめで牛乳の味が良い。

今日の寝床

 今日はほんと全然走らない日だった。朝の出発からわずか120Kmの走行でキャンプ場入り。今日のキャンプ場は山の斜面に作られたサイト。一応木の台があって平らにテント張れるようになってるんだけど、台によっては狭くて私のテントははみ出てしまうので、泣く泣く斜面に設営。中から見たらこんなカンジです。頭が高くなるように寝るんで、寝返り打つたびにシュラフごとずるずると足元に滑り落ちていってました。

テントはりはり

 ここのキャンプ場に入った途端に「どっから来たんだい? テントはそこに張ったらいいよ。トイレはあっちな。五右衛門風呂があるから入るかい?」とやたら話し掛けてくるおじちゃんがいて、最初は管理人かと思ったら、夏の間ここに住んでいるという方で、五右衛門風呂は当方女子で人目も気になるお年頃だし、髪の毛洗えないから丁重に辞退したものの、「一緒に飲むかい?」の誘いは断りきれずに承諾してしまい、うわー主(ヌシ。キャンプ場や宿などの常連でやたら仕切りたがる人のこと)だよー、捕まっちゃったよーと、正直ちょっと面倒くさいなーと思ってたんだけど、この選択は思いのほか正解でして。

たき火だ、たき火だ

 おじちゃんは何枚ものブルーシートを使ってものすごいデカい立派なおうちを建ててらして、中にはチェーンソーで切り出してきた薪も山のように積まれ、TVまで見れちゃう充実ぶり。夜は横浜から来た知り合いのご夫婦(やっぱりキャンプ場で声をかけられて捕まったのだとか)も一緒に5人で焚き火でバーベキュー。秋刀魚だのやたらデカくてジューシーな茄子だの豚肉だの盛りだくさん。

ふもとのピザ屋さん

 バーベキューをあらかた食べ尽くしてもうお腹いっぱいってとこで、おじちゃんは「よし、それじゃピザを食いに行こう」と言い出し、車2台で近所のピザ屋さんへ。もう食えませんって言ってるのに、3枚ものピザを注文し、みんなして無理くりお腹に収めてました。

 キャンプ場は木が生い茂っててあんまり気づかなかったけど、今夜が満月、仲秋の名月です。光学3倍ズームのデジカメ画像じゃイマイチ綺麗じゃないけれど。

イナゴを食った

 キャンプ場に戻ってからもおじちゃん秘蔵のワインや珍味で宴会。ウナギの肝、イナゴの佃煮。茨城もイナゴ食う民族なんで私はイナゴOK(好きではない)だけど、九州人のけんたろくんはかなりきつそうだった。おじちゃんはすでに7年もこんな生活をしてるそうで、年を聞いたらうちの親父と同い年なんだけど、全然違う生き方してる。おじちゃんとうちの親父はきっと一生交わることのない世界にいる気がする。旅をしてるとほんといろんな人に会うなぁ。
9月17日(土)