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2004年11月26日(金) 〜19日目〜  晴れ後雨  245.3Km
 まず朝イチで、どうしても来て見たかった道の駅・はわい。羽合町は合併してなくなっちゃったので、このユニークな地名も消滅の危機にあるらしい。社会科の地図で見つけてから、ずーっと憧れてた場所なのになあ。せっかく楽しい名前なので、ずっと残していって欲しいです。



 倉吉から県道21号に入り、三朝(みささ)温泉を目指す。河原の露天風呂は無料で24時間入れるってことだったので、足湯だけでも浸かろうと思って来てみたら、AM8:00、掃除中…お湯張りの作業が終わるまで邪魔だから(←もうちょっと言い方があると思うんだけど…)足湯ですらダメって言われたので、じゃーいつ終わるのかって聞いたら11時過ぎだとさ。24時間じゃないじゃん! たまたま大掃除の日だったのか?? 温泉街自体は写真の通り、とても雰囲気いいし、せっかく広い無料駐車場とか観光客用の設備も整えてるのに、なんかずいぶんガッカリな対応でした。


  三朝温泉を過ぎてちょっと行くと、山陰で一番楽しみにしてた投入堂。まだ会社勤めしてた頃、通勤電車の中ですごい迫力の観光ポスター見て、ぜひとも来てみたかったんだ。バイクを停めて、参道入口で受付。入山者名簿に名前を記す。一人なら緊急連絡用の電話番号も書いてくれとのこと。「そんなに危険な山道なんですか?」って聞いたら、行けばわかりますって…怖いなー。入山料を払い、輪袈裟を借りて、山門の扉を開け、登山スタート。確かに相当きつい山道。崖みたいな急斜面を上ったり。スニーカーの足が滑る。


 投入堂まで行く途中にある2つの建物もまた崖っぷちに建ってる。一周してみたかったけど足がすくんでムリでした。高さより、崩れ落ちそうな古さが怖い…。

 そして参道の終点、投入堂。「崖っぷち」じゃなくて「崖」そのものにへばりつくように建ってる。 どうやってこれを作ったのか、心底不思議。706年に作られたとのこと。昔の人の考えることはほんとにダイナミックだ。

 入山する時にもらったお札、皆がおみくじみたいに縛りつけてるから私も縛ってきちゃったけど、ほんとはもって帰るべきなんだって。絵柄が可愛かったのにな。もったいないことした…。ちなみに往復にかかった時間は1時間でした。帰りは思いっきり斜面滑り落ちてたけど…(-ω-;)


 海沿いに出て、鳥取砂丘に来た。バイクを停め、砂浜に向かう。みんな「行ったらがっかりするよ」って言ってたけど、いや、全然すごいですよ。マジ砂漠じゃん! 見渡す限りに広がる砂地に感動しました。観光バスの人たちはお土産屋さんで長靴借りて履いてきてるけど、私はスニーカーのまま。普通の砂浜よりもずっと細かい砂は、隙間からどんどん靴の中に入ってくる。風が強くてコンタクトの目を開けるのが怖かったけど、風紋が綺麗に出ててよかった。後ろを振り返って見ると、足跡はつけたそばから風に消されていきます。



 R178に入り、入り組んだ海沿いの道を走る。くねくねした細い道は、来るべき冬に備えてか、融雪用の散水施設が稼動してる場所があったりする。久しぶりの稼動で水道管が錆びてるらしく、出てくる水は鮮やかなオレンジ色で、ぜったんで通り抜けるのがものすっごくいやでした。

 ここは山陰本線の余部鉄橋。高いとこ&橋好きな私にとっては素敵な風景ですが、強風時には電車が停まることもある難所らしい。



 山陰本線といえば、宮本輝の小説「海岸列車」の重要なキーワード。主人公の兄妹が自分たちを捨てた母親と20年ぶりに再会したのは、鎧(よろい)駅だったか、香住(かすみ)駅だったか…イマイチはっきり思い出せなかったけど、名前に惹かれるのは鎧駅なので、来てみた。無人駅・鎧の駅前は、全くといっていいほど人の気配がなく、物寂しく、なんだか居たたまれなくなってすぐに引き返した。せっかく来たのに集落に足も踏み入れなかったのは、今となっては我ながら不思議だけど、なんだかよそ者が入っちゃいけないような雰囲気を感じたんです、そのときは。


 今日は11月26日、いい風呂の日。ちょうど行く手に城崎温泉があったので立ち寄る。有名な温泉街っていうのはどうして平日でもこんなに混んでるんだ? なんとかバイク停めれる場所見つけて、日帰り入浴可能なとこ探す。一の湯は洞窟風呂とかもあって¥500です。冷え切った身体が温まる〜♪ 「城崎にて」の舞台を散策したかったけど、時間がないのであきらめ…。


 あとは今日の宿・天橋立YHへ。時間がないので丹後半島は回らず、県道53号で山の中を突っ切る。暗いし、道よくわかんないし、怖かった。YHまでの道はかなりわかりづらく、TELで聞きながら恐る恐る進み、ようやく発見。今日もおばあちゃんと同室。一昨日の出雲よりもっと年上、80代!! 昔からYHとJRで旅してたもんで、最近の団体ツアーじゃ物足りないんだって。そんな会話も、けっこう大声で喋らないと耳が遠くて聞こえない。すげーよ、おばあちゃん。
 暗い山道をまたぜったん出すのやだし、雨が降りそうなので、歩いて夕食探しに街へ出る。


 ずいぶん歩いて辿り着いたのはSt.John's Bear。日替わりセットメニューが¥892とお得。この日は牛タタキ丼&讃岐うどんのセットでした。ご飯美味しいし、ママさんは話好きで楽しいし、なんか居心地いい空間です。ママさんはYHのペアレントさんとお友達だそうで、帰り際、お使いを頼まれた。帰ろうとしたら土砂降り。歩いて来てよかった。明日の朝にはやむとよいな。

23日 24日 25日 26日

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