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2004年11月24日(水) 〜17日目〜  晴れ  247.7Km
 寒い寒い寒い寒い…{{{(‐。‐||)}}} 標高の高さに加えて、朝から霧が出て、恐ろしいくらいの冷え込みです。いつも通りの朝7時、ぜったんでYHから出るときに手がうまく動かなくて、細い通路を曲がり切れずに畑に転落するかと思った。これだけ寒いと事故で穴が開いたブーツの爪先とかジーンズの膝がほんとつらいです。
 でも、霧のおかげですごくいい雰囲気。早朝の殿町通りは人気もなくて、ほんとに昔にタイムスリップしたかのような気分になれる。道の両わきには堀があり、たくさんの錦鯉が泳いでます。



 昨日と同じカトリック教会。夜と朝ではまた違う表情。完全に西洋の建物なのに、この城下町の街並にしっくり溶け込んでるのが不思議。

殿町通りを歩いてたら、落ち葉を掃いていた方に「ご旅行ですか?」って声かけられた。町役場の職員の方とのことだったので「観光マップみたいなのってどこかにないですかねー?」って聞いたら、役場に置いてあるのを持って来てくれた。町役場も昔からの建物をそのまま使っていて、街並を大切にしてる様子が伝わってきます。




 朝食を食べに立ち寄った道の駅・シルクウェイにちはらで、ものすっごい濃いバイクを発見。北海道以来、久しぶりに会う旅人ライダーのにおい。泊まってたのは想像以上に濃ゆいライダーさんでした。日本一周をするべく旅立ってすでに2年くらい、北海道には1年滞在し、今は九州に向かう途中とのこと…ワタリじゃない、越冬さんかあ。すげー。ちなみにこのアングルは「積載を撮って欲しい」という彼の希望。私みたいにぬるいのとは違う、ホンモノの旅人さんです。この後、ライダーだという女性従業員の方にも話しかけられ、いろいろバイク話しながらコーヒーおごって頂いたりしました。


 R9を真っ直ぐ北上し、海に出る前に右折、R191でどんどん山の中に入る。気がつけばまた広島入り。三段峡の標識に従って国道をそれ、大型車進入禁止の細い山道を下り、紅葉シーズンには有料らしい駐車場にぜったんを停め、渓谷散策。くまなく見て歩く気力も時間もないので、いちばん短い二段滝までのルートを選んでどんどん歩く。

 途中、台風の影響か、石橋に穴が開いてたり、土砂崩れで道が埋まってたりしたけど、大して気にもせずにすたすた歩いて行ったら、ボート乗り場に到着。それ以上進む道もなく、滝も見えない。ボート小屋にいるおじさんたちに聞いてみたら、二段滝を見るにはここからボートで行くんだけど、ボートは昨日で営業終了したとのこと。すごいタイミングだなー。途中、ちゃんとその旨の張り紙があったらしいけど、見落としてたらしい_| ̄|○



 何も見ないで帰るのは死ぬほど悔しいので、そのまま三段滝を目指す。あ、ちなみに二段滝は土砂崩れの影響で一段になってしまったとのことなので、来シーズン見に行かれる方はご注意ください。

 けっこうアップダウンのあるきつい道を歩きに歩き、何とか辿り着きました、三段滝。軽いハイキングのつもりで来たのに、山道を1時間半も歩き回ってた。事故でぱっくり爪先割れてたライディングブーツは、このハイキングで最後のとどめを刺されました。靴底がはがれちゃってもはや使いものにならん。セロテープでぐるぐる巻きにしてみたけど、何とも可哀想な家の子みたいな絵ヅラになったので、あきらめてここからはスニーカーで走ることにする。



 またR186で北上して海に出る。ツーリングマップルで見つけた四季亭のウニ御飯がどーしても食べたくて、昼の営業時間内に着くように必死で走る。スマッティーさんから「サイオトでスノボしてるよー」ってメール頂きながらも近くを素通りしちゃったのはこれのせいでもあったり…マジすいませんm(。_。;))m
 浜田の四季亭に辿り着いたのは終了20分前の14:40。何とか無事にありつけました、8月のかきざき食堂以来のウニ御飯(¥1,890)♪ 甘くて美味ーい。ウニたっぷり。まさかこんなとこでウニ丼が食べれるなんて思ってなかった。


 あとはひたすら海沿いを走って今日の宿のある出雲を目指す。途中立ち寄った道の駅・キララ多伎ではすごく綺麗な夕陽を見れました。ほんとは今日のうちに出雲大社にお参りしときたかったんだけど、大社町に入ってから道に迷い、さんざん狭い住宅地を迷走してようやく出雲大社を発見した時にはすでに真っ暗。一応今日の宿・ゑびすやYHはこの近くのはずなので、路肩に停まって地図を見てたら、タクシーの運転手さんたち3人に声をかけられた。「どっから来たの。何を探してるの。観光だったらここ行けばいいよ…」そんな話をしてるうちに、お三方はちょうど仕事の憂さ晴らしに呑みに行く計画をしてたとのことで、一緒に行こうってことに…。


 チェックインしてから近くのスナックへ。皆さん私より20〜30歳くらい年上なもんで、最初はかしこまってたけど、そのうちカラオケが出てきたもんでうずうず…仕事辞めてからカラオケ行く機会がなくなっちゃったんで、すっごい溜まってたんですよ。年齢層の違う人とのカラオケは選曲にけっこう気を使うもんだけど、後から入って来たグループは若いモンが全く気を使うことなく90年代の歌を歌ってる。ほー、上手けりゃ曲知らなくたって盛り上がってくれるのか。それじゃーってことで安室奈美恵の『Chase the Chance』、気持ちよく熱唱。


 なんか知らんけどこれをきっかけに小さなスナック全体を巻き込んで盛り上がり出した。「すげーなー、バイクで旅してるんだって?」「栃木から来たんだってさ」…いや、茨城ですってば。初めて会った知らない人にデュエットを申し込まれ、歌い終わった後はテニスの試合後みたいに握手。もはやスポーツマンシップの世界みたいなことになってた。YHは門限があるもんで、21時半には大勢のお客さんに惜しまれつつ、泣く泣く帰宅。久しぶりにこんな大騒ぎしたー。ほんっと楽しかったです。



 さすが出雲大社。縁結びの神様のお膝元。縁もゆかりもない旅先の地で、こんな出会いがあるとは思いもしませんでした。杉原さん、遠藤さん、原さん、こんな楽しい宴に誘って頂いて、だんだん(出雲弁でありがとうのイミ)。この夜のことは絶対忘れないです。

23日 24日 25日 26日

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