1月1日
 どんなに疲れ果ててても、旅先で日の出には必ずトライするのが私のポリシー。しかも今日は初日の出。今までほんとに地平線(or水平線)から昇る朝日ってのを見たことがなかったので、この北の大地で初日の出を見るチャンスを逃すことなど言語道断っす。でも、昨日は酔っ払って疲れ果てて寝てしまったので、日の出の時間が何時かわからーん! 効率は悪いが適当に起きて、外に出てみるとまだ三日月がくっきり見える。まだまだって気がする…TVをつけてみると、日本でいちばん早く朝日が見えるという富士山の日の出の時間をカウントダウンしてた。これはナイス。ここは道東。日本でもかなり日の出が早い方なので、これを参考にすればよいはず。で、TVで「見えましたっ」とか言い始めた頃に外に出てみる。まだ見えない。

 たぶん一日で一番気温が低い頃。着れるだけ着て出てきた。寒いとこではケータイやカメラのバッテリーの減りが早い。ただでさえ調子の悪く、常温でも20分程度しか使えない私のデジカメ。ここぞというときしか出さないよーに、ポケットで温存…。私より装備の薄い相方が先に挫折した。「出てきたら教えて」と言い残し、ゲストハウスに向かって歩き始めた瞬間、地平線に光の筋が走った。何てタイミングの悪いヤツ…「出たよーッ!」って叫んでも、イヤーマフのせいか聞こえないらしい。何回か叫んでようやく振り向いた。2003年の初日の出は、今まで北は北海道から南は沖縄まで旅した私が、何度挑戦しても見ることのできなかった、完璧に地平線から昇る朝日ってヤツでした。寒い中待ち続けた甲斐があった。

 今日でまるいけさんちを出る。ほんとお世話になりました。モービル、マジで楽しかったです。また機会があったら遊びに来たいっす。今日はただひたすら移動。3日にはフェリーに乗るので、もっと西へ戻らねば。それに明日はスノボがしたいっ。何も融雪剤でドロドロにするために板積んでるわけじゃないんです。今冬まだ滑ってないし、初滑りが北海道なんてリッチ♪ というわけで、今日の宿はちょうどよさげなゲレンデも近くにある新得のドラム館に決定。この日はほとんど移動のみ。北海道の国道はだいたいこんなカンジでした。スタッドレス履いてればそんなに気合入った車じゃなくても走れるっぽい。

 どらむ館はほんと普通の民家。なかなか見つからなくてぐるぐる回ってしまった。早目に着いて、久しぶりにのんびり。うちらのすぐ後に来た女の子2人組は隣町の牧場で働く同い年。別に農学部出たわけでもなく、家が農業やってたわけでもない。牧場に興味持って、埼玉だの千葉だのからスタッフ募集のチラシに応募して来たんだって。北海道の大自然やらのどかなイメージに憧れ抱いてくる人は多いけど、もちろんほとんどが長続きしない。来て数日で夜逃げする人も多いとか。でも、彼女らはもうここで働き出して数年。休みなんてほとんどないし、お給料も安い。朝は早いしきつい労働だし、牛にどつかれたりすることもあるけど、牛を育てるのが楽しいんだって言ってた。同じ農業でも、野菜は反応が薄いからつまらないんだって。ほへー。

 宿の車で温泉に連れていってもらう。ここも露天風呂があった。ガラス戸を開けて外に出るようになってるんだけど、開かない…冬季はやってないのかなと思ったら、戸が凍りついていただけだった。力いっぱい開けたら開いたけど、今度は手が貼りついた。あぶねー。お風呂でふやけてたら皮膚がはがれちゃいそうだ。中標津に比べたらこっちはまだあったかかったので、露天風呂も楽しめた。でも髪の毛は凍る…。夕食はみんなで鍋。おせちも出てきた。そういや今日ってお正月じゃん。お正月を実家以外のとこで過ごしたのは初めてだ。夜はオーナーたちのライブ。お酒呑みながら、バンドの演奏聴いたり、一緒に歌ったり。ずっとサムいギャグばっかり言ってたおじさんがこんなにギター上手いとは思わなかった。リクエストにも答えてくれるんだけど、新しい曲は一切ダメ。私のリクエストしたスピッツのロビンソン、そんなに新しいとは思わなかったんだけどなあ。つきあってたらいつまでも続きそうだったんだけど、明日はスノボだったんで、12時半くらいにリタイア。牧場で働く彼女たちは早寝早起きの習慣から9時には限界来てた。
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