12月29日
 ほんとは今日一日で中標津まで行っちゃう予定だったんだけど、直前になって、夏のバイクじゃあるまいし、そんなに距離稼げるのかなってビビり入った。というわけで、今日の目的地は苫小牧と中標津の中間地点、池田。とほ宿「ワインの国」に予約を入れてある。

 北海道とかの寒冷地では、マニュアル車はサイドブレーキを引いて駐車していると凍ってはりついちゃうので、サイドは引かず、ギアを入れて駐車する。朝になってすっかりそのことを忘れてた相方は、エンジンあっためようと手だけ突っ込んでイグニッションを回し、車はいきなり前方に飛び出し…後ろで荷物積んでた私はめーっちゃびっくりした。こえー。この後立ち寄った駐車場ではなぜか真っ直ぐ土手に突っ込んで落っこちてたLAV4がクレーンで吊り上げられてたけど、もしかして同じ失敗をしたんだろか?

 年賀状も無事投函したし、カーナビセットしてさっそくスタート。カーナビが到着予想時刻を表示する…えっと、池田到着が19時近いんですけど。現在10時前なんですけど。距離にして200kmないんですけど。…一体どういう計算? 冬でスピード出せないとかいうことも考慮されてるんだろか。しかし、雪景色って非常に眩しいです。サングラス借りなきゃ一日で目がダメになっちゃうとこだった。

 苫小牧から池田に向かう最短のルートは日勝峠越えだ。だけど、誰もが口をそろえて「斜度が急で大型車の事故が多い」「私なら避ける」って言うんで、避けて、ちょっと遠回りになる狩勝峠経由で向かうつもりだった。けど、道の駅・樹海ロード日高で峠の道路状況を映してる固定カメラの映像を見たら、日勝峠、そんなに雪なさそうだったんで、思い切って真冬の日勝峠越えにチャレンジ。日勝峠は、路面は特に危険なとこもなかったけど、雪がさらさらで風で飛ばされるから、たまに目の前が何も見えなくなったりする。これが地吹雪ってやつかあ。とてもスピードを出せる状況ではなかった。峠を越え、ふもとが近くなってきたところで清水ドライブイン発見。相方はここの牛トロ丼を知らなかったのでここでお昼。(装備:ダウンジャケット・セーター・ジーンズ・スニーカー・イヤーマフ。ダウンは実家帰ったときにジーンズショップで買ってもらったヤツ。本格的アウトドア用品じゃないです。長時間外に出たりしなければ、こんな装備でOK)

 それにしても恐るべき寒さ。出発時から気分よくCD聴いてたのに、北海道入りしてからスピーカーの調子が悪い。たまにキーキーすさまじい音がしてたけど、今日になって完全にダメになる。いろいろ原因を探ってみたら、アンプに霜がついてた(-ω-;) 真冬の道内で音楽聴きながらの旅っていうのは無理なのか?

 思ったより全然早く池田に着いてしまいそうだったので、私が行ったことのない幸福駅に行ってみることに。2人とも北海道ツーリングは3、4回してるけど、一緒に行ったのは1回だけなので、行ったことのある場所がそれぞれ違う。ここで切符とか買いたかったのに、お店、閉まってる…。ちえ。まあ、駅はあいてて遊べたんで、よしとする。小さな休憩所の建物には、まるでおみくじみたいに切符がびっしり貼られてる。願い事書くと叶うんだろか? 私は切符買えなかったけど、よく見たら名刺に何やら書き込みをして貼ってる人もいる。会社から北海道直行だったから、車には会社バッグが入ってるし、その中に名刺入れが入ってる。私もマネして名刺に書き込み。「無事で楽しい旅になりますよーに」と書いて、そのへんに落ちてた画びょう使ってしっかり貼りつけてきた。

 まだちょっと時間があったので、今日の宿・ワインの国の近くにあった「十勝ワイン城」とかいうのに寄ってみる。バイクだったら絶対行かないスポットだな。こっちはちゃんとまだ営業中だった。観光バスまで来てる。バスから降りてきた人たちは聞き取れない言葉を話してる。あとで聞いたら、台湾の人たちがツアー組んで遊びに来てるんだって。台湾では雪が降らないから、わざわざこのめっちゃ寒い時期に来るらしい。城内に入ってみると、中はワインの醸成過程を見ながらどんどん階段を昇ってく構成。工場見学。最上階には池田の牛肉とかワインを使ったレストランがあって、おいしそうだったのに年末でお休み。残念だあ。展望台から池田を見下ろせる。

 今夜の宿はとほ宿・ワインの国。1泊2食でたった3,900円(冬期料金)なのに、夕食に十勝牛のステーキがつくってとこに惹かれた。お風呂も近くの温泉に送迎してくれるし、ヘルパーさんは若い親切な女の人2人で、結構いいカンジ。でも、寝る部屋に暖房がない…保存液に漬けとくコンタクトとか化粧品なんかの液体物や、精密機械は暖房のあるリビングに置いておくようにって。壊れちゃうからって。人間は、湯たんぽ一つを渡され、暖房のない部屋で寝る…私はこの日、女の子一人だったので、出来るだけ寒さから遠ざかるように部屋の真ん中に布団を敷き、苦しくて眠れなくなる寸前まで布団を重ね(分厚い掛け布団を3,4枚くらい)、湯たんぽを抱いて寝ました。意外と普通にあったかく眠れました。ただ、女の子部屋よりもうちょっと作りの悪い男部屋やヘルパーさんの部屋では、布団の口元が呼気で凍っていたそうです…。
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