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変わったカメさん

 いちばん最初に某大手ペットショップを初めて訪れたとき、目的のミシニがいなかったもんで、店員さんに取り寄せ可能かどうか調べていただくのを待ってる間、小さなプラケースに小ガメらしきちょっと不気味な生物がいるのを発見。

 うっわ、首、なげー。にょろにょろしとる…。
続き
 甲長4~5cmくらいのその子は、私と目が合うとぴたっと止まり、こっちをじーっと見て、すたすたと近づいてくる。人間に慣れてるぽい。店員さんが餌あげたら、じーっと凝視して、ぱっと長い首伸ばしてヘビが獲物をとらえるような動きで餌をぱくついてる。小さいカメは餌食いが悪くて弱ることが多そうだけど、この子はそんなことなさげ。しかも、せっかく飼うなら慣れなきゃつまんないと思ってた私の要望をすでに満たしてる…。

 ジーベンロックナガクビガメというのがこのカメの名。「首が長いから気持ち悪いっていう人が多いんですよ。入荷して2~3ヶ月経つんですけどね」との店員さんの言葉。ヘビ好きなので、見た目は気にならない。強いていうならもし誰かに預けるようなことになったとき、嫌がられるかなというくらい。うちのお母さんはこの世でヘビがいちばん嫌いとか言ってたけど、確か足がないのがダメな理由だったから、手足も甲羅もあるこの子は大丈夫だろ(←適当な推測)。

 家に帰って「ミズガメ大百科」でジーベンを調べると、飼育下では25cm、自然では40cmくらいまで育つと書いてある。しかも完全水生ガメ。きちんと水深も確保しなくちゃならない。…うーん、無理だよなぁ…。一人暮らしの1DK、いつまでここに住むか分からないけど、この家にメーター級の水槽を置くのは無理。そのサイズのろ過装置に照明、ヒーター…考えただけで鼻血が出そう。世話もし切れまい…。

 でも…でっかい水槽をすいすい泳ぐ首の長いカメの姿がまぶたの裏をちらつくのです。私がミシニを欲しがってたのは、大きくならなくて飼いやすいから。小さければ旅行時に誰かに預けたりとかできるから。そんな甘っちょろい考えからなのですが、本来は何かやるならバーンと大々的にやりたい性格。一般家庭ではまず飼ってなさそなこの姿、恐竜が闊歩していた太古を連想させて何やら素敵…。

 この後も何度かこのショップを訪れているのですが、いつまでたってもジーベンは元気に売れ残ってます。行けば必ず近づいてくるし。わずか半月で甲長4~5cmと見積もった初対面のときより大きくなった気がする。ショップのおねえさんたちが「うっわ、何これ、キモーい!」などと店員にあるまじき言葉を吐きながら覗き込んでるの見てると、引き取ってあげたくてたまらなくなります…。

 別のショップででもっと大きなジーベン見たけど、やっぱり懐っこくてひょうきんな顔でこちらを見てくる。そして大きくなってもやっぱりかわいいのです。なんでこれがキモいのか、謎ー(-ω-;)

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