2004年8月19日 331.1Km

 朝はりゅうくんがインスタントラーメン作ってくれた。自炊ができるってすげーな。私はそろそろ帰りのフェリーのこととか考えて西へ向かわねば。ここでりゅうくんと別れて摩周湖へ向かう。今日は旭川方面に向かいながらどっかのキャンプ場に泊まるつもりだったんだけど、どうも台風が近づいてきてて、今夜から雨風が強くなるとのことなので、今日の宿は比布のライダーハウス・ブンブンハウスに決定。今はまだ天気がいい。真っ直ぐなミルクロードが気持ちいい。


 道道52号に入り、先日大雨であきらめた摩周湖の展望台を目指す。第1展望台は駐車場が有料だから行ったことなかったんだけど、社会人4年目にもなって100円の駐車場をケチるってどーよ?と思い、入ってみた。いつ来ても湖面は綺麗に晴れてます。いまだに霧の摩周湖を見たことがない。きっと私の婚期って相当遅いんだろな。



 ここでぜったんと同じ青のZRX1200Rのお兄さんを発見。同じバイクに乗ってるなんて、きっと心のどこかに通じ合うものがあって、もしかしたらこの人は私の運命の人で将来結婚しちゃったりするかもしんないとか思ってしまう妄想力豊かな私なんで、横浜ナンバーまで共通してるお兄さんと思わずお話。案の定、青が出た初年度の02モデルってとこも一緒。でも、ぜったんの走行距離は13,000Kmちょっと、お兄さんは30,000オーバー…うーん、気合が違います。

 駐車場からぜったんを出そうとよろよろと取り回しでバックし、またがるためにスタンドかけようとしたら、軽い斜面でスタンドが降りなかったため、しかたなくスタンドなしでまたがろうとスタンド払ったら、車体が大きく左によろめいた。二輪置き場全体に緊張が走り、数名から軽い悲鳴が上がり、駐車場のおじさんが駆け寄ってきました。「だいじょぶだいじょぶ、甘やかさないでください」とわけわかんないこと言いながら、何とか発進。相変わらず取り回しヘロヘロだけど、実際は見た目ほど危なっかしくはないんですよ。案外ちゃんとやれてます、自分の意識では。
                                           (↑こちらは無料の第3駐車場からの摩周湖の眺め)

 次は美幌峠を目指すべく、R391に向かって走ってたら、キツネさん発見。この子、めちゃめちゃ人馴れしてる。すぐそばまで寄ってきて、ぜったんのフロントタイヤに前足かけたり、すごーく可愛いんだけど、ちょっとエキノコックスが怖かった。すぐ取り出せるとこに食パンを持ってた。これあげたら相当喜ぶだろうな。でもごめんな、私はあげらんないわ。野生動物のくせにそんなに人間に懐いちゃってることがおかしいんだ。私の判断は間違ってないはずなんだけど、餌くれると思って人間にまとわりついてる姿が痛々しくて、期待を持たせておきながら餌をあげないことが申し訳なく思えてしまった。居たたまれなくてエンジンかけたら、キツネさんはびっくりして後ろに跳び退った。心ない観光客のせいで間違った知識を得てしまった動物の姿がなんか悲しかったです。


 屈斜路湖に沿って走る道道52号、屈斜路摩周湖畔線。走ったことなかったんで来てみたんだけど、車通りも少なく、緑に覆われた道ですごく気持ちいい。かなりおすすめルートです。走り始めてすぐに「硫黄山」の標識発見。確か摩周湖第1駐車場って硫黄山駐車場と共通チケットだったはず。あんまり聞いたことない観光スポットだけど入ってみたら、けっこう迫力の風景です。この一角だけ、生命の感じられない殺伐とした雰囲気。


 岩肌は噴出す硫黄で黄色く染まってます。そして、こういうとこにありがちな「卵売り」のおじさんももちろんいるー。目が合ったら「おっ、22番! 卵買っていきな」と着ていたお気に入りのTシャツの背番号を呼ばれた。背中を見せた覚えはないのにいつの間に見たんだ、おじさん?? 客の注意をひきつけることにかけてはプロだな。5個で400円は一人じゃ食べきれないよって言ったら、2個で200円でいいってことなんで、思わず買ってしまった。今日のお昼です。





 美幌峠はいつの間にか道の駅になってた。風景は3年前にきたときと変わらず綺麗。3年前と同じ構図で写真を撮ってもらった。しかし、この後のんびりしてたらだんだん雲が多くなってきた。天気は予報どおりの下り坂。






 道の駅で2度目のお昼。熊笹ソフトと揚げ芋を食べる。展望スペースのベンチに座って食べてたら、なんかどーも横になりたくてしょうがない。横になったらいつの間にやら30分が過ぎていた。うん、あの、本気で体調悪いです。正直このままここで寝てたい。なんだこれ、マジでふらふらするぞ。旭川まではまだ140Kmはあると思うんだけど。




 こんなとこで倒れていてもしょーがないので、弱った身体に鞭打ってぜったんの元に向かう。と、なにやら駐車場に何台ものパトカーがいて、警察の人たちが何かやってる。あんま関わりあいたくないな。何もしちゃいないのに警察に対して身構えてしまうのはライダーの習性なのか? でも、よく見ると私と同じよなツーリングライダーたちも警察の人に群がってます。ライダーに人気のある警察ってなんか不気味。近寄ってみたら、今日は8月19日、バイクの日ということで「ストップ・ザ・交通事故死」というなんとも生々しい黄色いオリジナルフラッグを配ってました。北海道を走るライダーがフラッグを収集してしまうのもまた習性。希少な旗を持ってれば尊敬の眼差しを向けられる。これは相当レアってことで、私ももらっちゃった♪

 ぜったんのエンジン暖気してたら、「写真撮らせてください」って声かけられた。KAWASAKI乗りのライダー迷鑑を作成されてるという西風さん。私は決してKAWASAKI好きってわけじゃなくて、たまたま好みのバイクがZRXだったってだけなのですが、そんなんでよければよいですよー。西風さんのHPはこちらからどうぞです。



 あとはR39をひた走り、比布へ向かう。ぜったんに乗っていれば右手をひねるだけで進めるけど、信号待ちで停まったりするとちょっと危険。ふらふら、よろよろ。徐々に風邪菌が体内を侵食し始めてます。ああ、マジつらい。途中で立ち寄った道の駅おんねゆ温泉。ここにはギネス申請中の特大の鳩時計があり、1時間ごとにからくりが動き出すらしい。私がたどり着いたのは3時半。4時まで待つのはしんどいなと思ったんだけど、ベンチに座ったら最後、立ち上がる気力もなくなり、結局ハトさん見るハメになった。時間がたてばたつほど体力が失われていく…。





 去年来たとき、石北峠は雲の中かってくらい見通しが悪くて死にそうに怖い思いをしたものだけど、今年はまあそんなこともなかった。でも寒さに耐え切れず、レインウェアを着込む。峠のドライブインで150円って安さにひかれ、焼きとうきびを食す。セルフタイマーで取ったこの写真、素で笑顔ゼロ。いっぱいいっぱいな体調を表してます(-ω-;)


 比布までの長い直線の途中で、層雲峡って観光スポットがあったんで、寄ってみようと駐車場にぜったんを入れたものの、どーも川沿いを歩き回って観光するらしい。正直、今はシートにべったり座って右手でアクセル回すだけで精一杯です。時間もだいぶ遅くなってきてるし、ここの観光はあきらめる。駐車場を出ようとしたら薬局の看板を発見。行ってみたけど、ディスカウント競争の激しい都内のドラッグストアと違って信じられないくらいばか高い。こんな金出すなら病院行きますよっ。

 いつまでもたどり着かないような気がした距離だったけど、何とか比布に到着。去年まで無料だったブンブンハウスは今年から300円の管理費を徴求するようになってたけど、あったかいおうちの中で雨風凌げるなら全然余裕です。建物はほんと綺麗で、給湯室やトイレ、シャワーもついていて、畳のお部屋が2室。けっこう人気の宿みたいで、男の子は部屋に入りきれず、廊下の方にまで溢れてました。

 100円でシャワーが使えるんだけど、せっかく近くに銭湯があるということなんで出かけていき、夕食を買って帰る。コンビニもないので個人商店でカップラーメンとかを購入。お湯くらい手に入るだろうと思ったら、給湯室にやかんはない。うーん、困った。しかたなく、宿泊してる一部の人たちが宴会してる、敷地内のバーベキュー小屋に行ってみた。「すいません、お湯沸かしたいんで鍋貸してください」って言ったらバーナーも一緒に快く貸して頂き、みんなとお話しながら楽しく夕食できました。でも、体調的に夜更かしムリー。21時半には就寝。なんかすさまじく寝苦しくて、ヘンな汗かいたり、咳き込んだり。軽くこのまま死んじゃうかと思った。同室の皆さまの睡眠の邪魔しちゃったかもです。すいません。

とうきびとかアイスとか900円
おみやげ390円
駐車場100円
コンビニなど695円
宿泊300円
銭湯210円
ガソリン1,327円
合計3,922円

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