2004年8月16日 291.3Km


 昨日早く寝たのは、日の出が見たかったためでもあるんです。釧路近辺の日の出・日の入りの時刻は事前に調査済み。4:20起床。テントの中は暖かかったんで、寝ていたTシャツのまま外に出たらすっごい寒い。テントってちゃんと防寒してくれてるんだなあ。日の出はいつもどおり、雲に隠されててよく見えませんでした。






 内外とも結露でびしょぬれなテントを乾しつつ、昨日夕食と一緒に買っといたサンドイッチで朝ごはんにして、荷物積載、8時ごろ、釧路に向けて出発。




 道の駅・しらぬか恋問に入ったら、自衛隊の人たちが来た。トラック5台、ぜったんの隣に横付け。すげー。でけー!! でも、こーゆーのって軍事機密がどーとかで写真とか撮っちゃダメなんだろうな…と思いながら、恐る恐る聞いてみたら、「写真? 全然いいっすよ、何なら撮ってあげますが」と、めっちゃフレンドリー。やったあヽ(‘ ∇‘ )ノ 話を聞いたら別海の演習場に行く途中とのことで、釧路湿原に向かう私とルート被ってる。法定速度遵守の彼らは、車の流れに沿って走る私より遅くて、すぐに追い越してミラーから消えちゃうんだけど、私の弱点は極度に方向音痴なとこ。路肩に停まって地図確認してたら、追い越された。でもすぐに追い付いて、1台1台抜いていったらみんなが挨拶してくれる。「そんなんで一人旅、大丈夫か〜?」ってカンジで笑いながら手を振られてしまった。意外と大丈夫なんですってば。

 釧路湿原はぜったんで事故った2002年以来。あのときはたろーさんが後ろに乗っけて連れてきてくれて、左足痛めた私のために展望台の階段の真下までバイクつけてくれたけど、私がぜったんでそこまで行っちゃうと取り回しで向き変えるのは無理なんで、ちゃんと駐車場に停めて歩いていく。途中、雨が降ってきたのでビジターセンターで休憩。中は写真や剥製の展示があり、軽食も提供してる。芋もち美味しそう♪ ってことで本日2度目の朝ごはん。



 釧路湿原はもう4回くらい来てる気がするけど、いっつもどんより曇ってる。常にこうやって雲に覆われて、しょっちゅう雨が降っているから湿原が保たれているんだろうな。いつかのんびり湿原の中を歩いてみたいんだけど、そーゆー散策路ってどっかにあったりするんだろか。今度来るときにはちゃんと調べてみようっと。



 駐車場を出て走り出す。さっきから時々雨がぱらつくんで、すでに完全レイン装備。摩周湖に向かおうと思っていたんだけど、途中から恐ろしいくらいの豪雨になった。前がさっぱり見えない。ジーンズとレインウェアを着込んだ上からでも身体を打つ雨粒が痛い。それでも車の流れは80Km/h前後をキープ。正直、怖くてしょうがなくて、一旦車列を離れて路肩に停まってみたけれど、雨宿りできるよな場所があるわけでもない、森の中の道。斜面についたブーツカバーの足元を、川のように水が流れてる。結局走り続けるしかなくて、泣きそうになりながらアクセルを開け続け、なんとか道の駅・摩周温泉到着。ちょっと限界、マジで無理。ちょうど時間もいいとこだし、ちょうど道の駅の隣にあったカレー&アジア雑貨屋さんでお昼にする。頼んだのは南インド風スープカレー(¥1,000)とチャイ(¥400)。札幌でスープカレーがブームだっていうのは去年から聞いてたんだけど、よーやく初めて食べることができました。スパイスが強めに効いたさらさらのルーはちょっと辛めで、かなり好みの味♪



 相当ゆーっくり食べてたのに、雨はちっともやむ気配なし。しかたなく、またレインウェアフル装備で走り出す。今日は観光はあきらめて、羅臼のライダーハウス・赤い屋根に向かうだけでよしとしようっと。そう思いながら走ってたら、途中で雨やんだ。斜里に出る頃には晴れてるし。やったあヽ(‘ ∇‘ )ノ そして道端にはコスモスが。えーと。まだ8月だよね?







 なんか頭悪いルートだなと思いつつ、ウトロ側から知床峠に向かう。さっきまでの豪雨が嘘みたいに空も海も真っ青。道路は広くて綺麗だし、荷物満載のぜったんでも、けっこう倒しこんでいける。もうめっちゃ気持ちい〜。








 滝好きなんで何回来てても通りがかればオシンコシンの滝に寄らずにはいられない。岩肌を流れ落ちる幅広いこの滝の形、けっこう好きです。







 今日泊まる赤い屋根は、事前にお願いしておけば1,000円で夕食が食べれるんだけど、これがまたすさまじい量で私じゃ食べ切れないこと必至。で、せっかく晴れたし、時間もあることだし、少しでもお腹が減るように、ちょっと運動をしようと思い立ち、知床五湖へ来てみた。途中の道には観光客用に放牧されてるんかと見紛うばかりの数の鹿。すぐそばにぜったん横付けしてもさっぱり逃げる気配なし。





 前に来たときには五湖全部回れたんだけど、今年は熊が出ちゃったので二湖までしか行けないらしい。アップダウンもほぼ全くない道のりだし、二湖まではあっという間の距離。そんなにカロリー消費できるよな運動にはなりませんが、晴れてると湖はほんと綺麗です。





 熊が出るっていっても、二湖までだったら観光客も多いので、熊鈴なんかの装備もなしに一人で行ってもそんなに怖いことはありません。斜里のガソリンスタンドで会って以来ずっとルートが被ってる2人連れのライダーのお兄さんたちとこの日3度目の再会をしたり、一人撮影旅行っぽいおじちゃんと写真の構図のことなんかお話したりしつつ、周遊ルートを歩く。






 ウトロ側は晴れてても、峠を越えた羅臼側は雨になるっていうのがいつものパターンだったけど、今回は特に曇ることもなくて一安心。でも、羅臼岳は雲がかかっててほとんど見えなかった。国後島はちゃんと見えてるのに残念だあ。



 赤い屋根への入り口は初めて泊まった4年前の印象のまま、ちゃんとしっかり覚えてる。迷わず見つけて駐輪場にぜったん入れてたら、夏休みの間ずっと連泊してるという正吉さんが出てきた。正吉さんにお会いするのは年末の年忘れエンデューロ以来だけど、バイクで会うのは4年前、ここに泊まったとき以来。あのときはホーちゃんだったし、荷物も小さな旅行バッグにジーンズショップの袋を被せてレインカバーにして、自転車用の荷紐で縛りつけるという貧弱な装備だった。今は社会人の財力に物を言わせてだいぶ装備も揃いました。成長した姿を見てくださいよってカンジです。昨日の夜はお客さんは正吉さん一人だけだったとのことだけど、今夜は10人はいたかと。やっぱ宿は賑やかじゃないとつまんないですよねー。

 お願いしてたライダー定食。メニューはホッケに、いくら丼、ホタテの味噌汁、イカ・タコ刺、タラコ、サラダなどなど。写真ではボリュームがよく伝わらないかと思いますが、とりあえずご飯はお茶碗じゃなくて丼ってとこから想像してみてください。男の人といえどもほとんどの方が食べ切れずに残す量。私なんかじゃ全然無理。量だけじゃなくて味もほんと美味しいです。特にホタテの味噌汁。しっかりホタテのだしが出てて、これと白いご飯さえあれば満足ですってレベルに美味しかった(≧▽≦)ノ


 正吉さんはバイク積んで車で来てたんで、車で羅臼第一ホテルの温泉に連れて行ってもらうことに。バイクで熊の湯行ったんじゃ、鳥目なんで暗い峠道をバイクで走るの怖いし、濡れた髪でメット被るのはイヤだし、湯冷えしちゃうしなんで、ほんと助かりました。外は満天の星空。ちょっとこれ、ほんとヤバいくらいすごすぎです。なので本格的に星を見に峠に向かう。夜の知床峠は鹿やら狐やら動物がいっぱい。バイクで走ってて飛び出てこられたらびっくりして路肩に突っ込んじゃうかも。峠は灯り一つなく、自分の足元も見えないくらい暗くて、天の川までくっきり見えました。ちょっと見上げている間にもいくつもの流れ星。星座なんてほとんど知らないけど、もし知ってたとしても、あんなにたくさんの星の中から星座を見つけ出すのは不可能なんじゃないかってくらい、全ての星が明るく輝いてました。

 宿に戻ってからは泊まってたお客さんたちと呑んで語る。私の出身大学で院生やってる同い年の男の子がいて、思わずローカルトーク炸裂。彼の現住所が当時私が住んでたエリアの相当近所で、「エンドーチェーンが…」「大崎八幡宮が…」とかなり懐かしい話が聞けました。ああ、よかったよなあ、仙台。つか。もう一回学生時代に戻って、あの頃持て余すほどあったヒマな時間をやり直したいです。旅とか、ライスクとか、いろんなバイトとか…。

 オーナーさんがひどい風邪ひいてたのが気になるなあ。

芋もち210円
お昼(スープカレー・チャイ)1,400円
知床五湖駐車場100円
宿泊(赤い屋根)700円
夕食(ライダー定食)1,000円
ガソリン1,526円
コンビニ・おみやげなど1,695円
合計6,631円

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